歌舞伎オンデマンドで「息子」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、5:57-6:29 32分で、配信は33分だった。
配役は、火の番の老爺に松本白鸚さん、捕吏に市川染五郎さん、金次郎に松本幸四郎さん。
「息子」は、イギリスの俳優で劇作家の Harold Chapin による “Augustus in Search of a Father” をもとに劇作家の小山内薫(おさないかおる)が書いた作品で、大正12年(1923年)に初演されたもの。歌舞伎公演データベースを見ると、2005年11月歌舞伎座以来の上演だった。
約30分という短い上演時間ながらも、濃密な台詞劇だった。高麗屋三代のみでの上演、そして、実の親子が芝居では名乗れない親子を演じる配役の妙も楽しむ演目だと感じた。
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