七月大歌舞伎 夜の部 大阪松竹座

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歌舞伎

演目・配役・上演時間

一、俊寛

配役 俊寛僧都:片岡仁左衛門 丹波少将成経:松本幸四郎 丹左衛門尉基康:尾上菊之助 海女千鳥:片岡千之助 平判官康頼:嵐橘三郎 瀬尾太郎兼康:坂東彌十郎

上演時間 4:00-5:15 1時間15分

二、吉原狐

配役 三五郎:松本幸四郎 泉谷おきち:中村米吉 越後屋孫之助:中村隼人 仲働お杉:中村虎之介 貝塚采女:市川染五郎 十寸見東作:中村吉之丞 岡っ引き幸八:片岡松之助 鶴賀富吉:大谷廣太郎 遣手おつる:上村吉弥 小松屋おえん:片岡孝太郎 松葉屋女将お筆:中村扇雀 遠州屋半蔵:中村鴈治郎

上演時間 5:45-7:10 1時間25分

観劇記録

公演記録を調べると、片岡仁左衛門さんが俊寛僧都を勤めるのは2018年6月の博多座以来、また松竹座での上演は2004年7月以来とのこと。仁左衛門さんの年齢を考えると、関西で俊寛僧都を演じるのは今回が最後になる可能性が高い。また、幸四郎さんや菊之助さんが共演するという、実は豪華な配役だったりする。

これまで「俊寛」は中村勘三郎さんや中村吉右衛門さん、中村橋之助・芝翫さんで観てきたが、どの俊寛よりも圧倒された。勘三郎さんや吉右衛門さんは10年以上前、歌舞伎初心者の頃に観ているので、記憶が薄らいでいるというのもあるかもしれないが、仁左衛門さんの花道すっぽんを使って胸まで海に入る演出や、幕切れの絶望から達観したかのような表情へと変わる演技に、胸が押しつぶされるような気持ちになった。勘三郎さん、吉右衛門さん亡き今、仁左衛門さんを超える俊寛僧都に出会えるのはいつのことになるのだろうか。

幕間後は、重い空気を一掃する喜劇の「吉原狐」。この作品は17勘三郎さんに当て書きされて1961年に初演され、2006年8月に中村福助さんのおきちで再演されたものだそうだが、しゃべりまくるおきちは米吉さんにぴったり。再演を重ねて、米吉さんの代表作になる可能性がある。

おきちが落ち目の男に惚れる場面は、2020年1月に再演された「大當り伏見の富くじ」の鳰照太夫が微笑む場面だったかの演出に似ていたが、幸四郎さん流用したのかな。

4時開演7時過ぎ終演と劇場にいる時間は短めだったものの、満足度の高い公演だった。

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