歌舞伎オンデマンド 花の御所始末

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歌舞伎オンデマンドで「花の御所始末」を観た。歌舞伎美人での上演時間は第一幕・第二幕が 11:00-12:02 1時間2分、第三幕・第四幕が 12:37-1:30 53分、合計1時間55分、配信は2時間だった。

配役は、足利義教に松本幸四郎さん、畠山満家に中村芝翫さん、安積行秀に片岡愛之助さん、足利義嗣に坂東亀蔵さん、陰陽師土御門有世に中村亀鶴さん、茶道珍才に澤村宗之助さん、茶道重才に大谷廣太郎さん、畠山左馬之助に市川染五郎さん、執事一色蔵人に市村橘太郎さん、執事日野忠雄に松本錦吾さん、明の使節雷春に澤村由次郎さん、廉子に市川高麗蔵さん、足利義満に河原崎権十郎さん、入江に中村雀右衛門さん。

「花の御所始末」は、劇作家の宇野信夫さんがシェイクスピアの「リチャード三世」から着想を得て六代目市川染五郎(現・松本白鸚)に向けて書き下ろしたもので、1974年(昭和49年)6月帝国劇場にて初演、1983年(昭和58年)2月新橋演舞場以来の上演とのこと。

昭和の作品なので、台詞は分かりやすく筋も追いやすい。足利義満の次男・義教は将軍の座を狙っており、次々と邪魔者を消していく。そこに、複雑な男女関係が絡み合い、一層どろどろとした話になっている。自分の欲望のままに物事を成してきた義教だが、因果応報の最後を迎える…。台詞による応酬も多く、歌舞伎というよりは、現代劇を観ているような感じだった。

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