演劇界 2020年6・7月合併号

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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月下旬からの公演がことごとく中止となり、雑誌「演劇界」はどうするのかとツイッターで情報を追っていたところ、5月29日に6・7月合併号として発売、特別企画歌舞伎俳優から皆様へ、市川海老蔵インタビュー他の構成ということで、日曜日の昨日、街へ出かけたついでに本屋さんへ立ち寄って買ってきた。合併号特別定価1750円

冒頭の市川海老蔵さんインタビューは、聞き手が中井美穂さんで和樂2020年6・7月号

と大差ない。「和樂」は小学館の雑誌、「演劇界」は演劇出版社発行だけど小学館が発売しているから、特に問題ないのか。

そして、本命の特別企画。これが凄かった。117名の役者さんひとり1ページ割り当てで、舞台写真とコメントが掲載されている。思い入れのある舞台の写真、家の芸といえる演目の写真、現在の状況を考慮して選んだ写真。役者さんそれぞれの考えで選ばれた写真、そしてコメントは個性が現れていて、見ごたえ読みごたえがあった。歌舞伎座の舞台だけでなく、私が観に行った松竹座や南座の写真も多くて、嬉しくなった。

市川猿翁さんがヤマトタケルのヤマトタケル、坂東玉三郎さんが京鹿子娘二人道成寺の白拍子花子、松本白鸚さんそして松本幸四郎さんが勧進帳の弁慶というように、なるほど納得のものから、市川中車さんが御浜御殿綱豊卿の富森助右衛門、市川猿之助さんがワンピースのルフィー(2018年4月松竹座の写真・大けがから復帰の公演)のように、意外に思えるものもある。

あまりにも良かったから、保存用にもう一冊買おうかと思っていたら、店頭・ネットで売り切れ続出。出版社は重版とのこと。

販売が再開されたら、もう一冊買うことにしよう。

2020.06.20 追記

今週初めに重版分が販売となったようだが、丸善や大垣書店を覗いてみたものの、どこにも置いていなかった。仕方がないので、随分前に利用していた Fujisan.co.jp演劇界6・7月合併号を注文。送料無料はありがたい。重版出来次第発送いたします、と赤字で書いてあるけれど、まだ重版の在庫はあるのだろうか。

2020.06.27 追記

演劇界6・7月号は今週半ばに無事到着。クロネコDM便の伝票番号で追跡情報をみると、22日月曜日夕方に発送されていた。

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