歌舞伎オンデマンド 松浦の太鼓

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歌舞伎オンデマンドで「松浦の太鼓」を観た。歌舞伎美人での上演時間は 2:40-3:59 1時間19分で、配信は1時間12分だった。

配役は、松浦鎮信に松本白鸚さん、宝井其角に中村歌六さん、お縫に中村米吉さん、里見幾之亟に市川染五郎さん、渕部市右衛門に大谷廣太郎さん、早瀬近吾に松本錦吾さん、江川文太夫に市川高麗蔵さん、鵜飼左司馬に大谷友右衛門さん、大高源吾に中村梅玉さん。

「仮名手本忠臣蔵七段目」に続いては、仮名手本忠臣蔵外伝の「松浦の太鼓」を観た。実際の公演では「七段目」が第三部、「松浦の太鼓」が第二部だったので、時系列が逆になっていたけれど、配信だと、好きな演目を好きな順番で視聴できるのが良い。

吉良邸の隣に住み、実は赤穂浪士の討ち入りを期待している松浦候。討ち入らないからと、大高源吾の妹・お縫の顔を見て機嫌が悪くなり、大高源吾がすす竹売りにまで落ちぶれたと聞いてさらに怒る。ところが、陣太鼓の音を聞き、討ち入りが始まったと分かった途端、大喜びで助太刀すると言い出す。白鸚さんは松浦候が初役だそうだが、感情の起伏が激しい松浦候を貫禄たっぷりに演じていた。

この演目でキーパーソンの其角を演じる歌六さん、そして、大高源吾の梅玉さんは、安定の演技だった。

芝居がひと段落したところで、白鸚さん、歌六さん、梅玉さんによる追善口上があって幕となった。

「松浦の太鼓」は2022年12月南座での顔見世でも上演されるので、良い予習となった。南座では、松浦候に片岡仁左衛門さん、大高源吾に中村獅童さん、そして、宝井其角に歌六さんの予定。こちらも楽しみだ。

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