海老蔵歌舞伎 南座

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

歌舞伎

演目・配役・上演時間

一、源平布引滝 実盛物語

配役 斎藤実盛:市川海老蔵 小まん:中村児太郎 太郎吉:堀越勸玄 葵御前:大谷廣松 矢走仁惣太:市川九團次 九郎助:片岡市蔵 小よし:市川齋入 瀬尾十郎:市川右團次

上演時間 12:00-1:05 / 4:00-5:05 1時間5分

二、KABUKU

配役 市川海老蔵:市川海老蔵 小閻魔:堀越勸玄 瓦版売:大谷廣松 瓦版売:市川九團次 閻魔大王:市川右團次

上演時間 1:30-2:10 / 5:30-6:10 40分

観劇記録

3月の時は前後左右を空けた座席の販売だったけれど、この公演では基本的に2席並びで1席空ける配置に変更となった。座席表をよくよく見ると、3階中央ブロック通路側は隣りが空席だったので、予算の都合もあって3階席のチケットを購入した。

堀越勸玄君は南座初お目見え。新型コロナ感染症がなかったら、2020年に歌舞伎座で襲名披露公演を行い、市川新之助として2021年11月に南座の顔見世に出演していたのかもしれないのだが、コロナ禍で襲名が延期になったことで、襲名前の本名での姿を観る貴重な機会となった。

「実盛物語」は通常1時間20分くらいの演目なのだが、今回は1時間5分と短めだった。特に、矢走仁惣太の九團次さんの出番が少なかった。(確かに、大筋にはあまり影響しない)。

花道に登場した海老蔵さんの横顔が、十二世團十郎さんそっくりだったのに驚いた。(親子だから当然か)。ふと、十二世團十郎さんの最後の舞台が、2012年12月の南座だったことを思い出した。

勸玄君の太郎吉はかわいらしかった。芝居では太郎吉は7歳の設定なので(数えの7歳だと、満6歳)、海老蔵さんとの「実盛物語」での親子共演を行うには時間が限られている。太郎吉が実盛の馬に乗せてもらう場面は、大いに盛り上がったのは言うまでもない。

新作歌舞伎舞踊「KABUKU」は、先月、明治座で上演されたときは人種差別的表現が問題になったみたいだけど、南座では金持ちの醜女とお金のない美女は登場したものの、外国人は登場しなかった。

勸玄君は花道を飛び六方で引っ込んだり、定式幕を(幕の後ろの大道具さんと一緒に)閉めたりと大活躍。次に南座の舞台に立つのは新之助襲名後のことだろうけれど、いつのことになるのやら。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました