歌舞伎オンデマンド 仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場

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歌舞伎オンデマンドで「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」を観た。歌舞伎美人での上演時間は 5:45-7:20 1時間45分で、配信は1時間40分だった。

配役は、大星由良助に片岡仁左衛門さん、寺岡平右衛門に市川海老蔵さん、赤垣源蔵に中村橋之助さん、冨森助右衛門に中村鷹之資さん、大星力弥に片岡千之助さん、矢間重太郎に中村吉之丞さん、鷺坂伴内に片岡松之助さん、斧九太夫に嵐橘三郎さん、遊女おかるに中村雀右衛門さん。

2022年9月歌舞伎座の公演は、2世中村吉右衛門一周忌追善ということで、吉右衛門さんが当たり役にしていた演目が並んでいる。

まずは、仮名手本忠臣蔵七段目から観た。上演記録を調べてみると、歌舞伎座での直近の上演は2021年1月で、吉右衛門さん最後の由良之助だった。この公演は歌舞伎オンデマンドで観ていて、観劇記録を書いていた。

今回も、2021年1月も、おかるが雀右衛門さんで、斧九太夫が橘三郎さん。追善興行だからこその配役なのだろう。

仁左衛門さんの由良之助は、相手を油断させるため遊び惚けて酔っ払った(ふりをしている)ときの姿と、仇討ちへの思いを見せる姿の演じ分けが素晴らしい。本来の姿でみせる眼光の鋭さは、怖いぐらいだった。

雀右衛門さんのおかるは、勘平への一途な思いが良く表れていた、かわいらしいものだった。

そして、この公演は、襲名を控える海老蔵さんにとって、海老蔵の名前での最後の出演となった。妹思いの感じが良く出ていた平右衛門だった。

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