2020年5月から予定されていた、市川海老蔵さんの十三代目市川團十郎白猿襲名披露と、堀越勸玄君の八代目市川新之助初舞台が、2022年11月・12月に歌舞伎座で行われることが発表された。
コロナ禍前に予定されていた襲名披露興行は2020年5月、6月、7月と3か月歌舞伎座で、その後地方の劇場の予定だったけれど、状況が大きく変わったためか、歌舞伎座2か月に変更されている。
11月は歌舞伎座の顔見世なので、巡業出演の中村獅童さん以外の主だった役者さんたちが総出演するはず。口上の仕切りは、尾上菊五郎さんかな。演目はまだ発表になっていないけど「助六」は上演されるだろうから、禿で市川ぼたんさん出演があるかもしれない。
12月は南座の顔見世があるので、歌舞伎座は若手中心だろう。片岡仁左衛門さん、中村鴈治郎さん、中村扇雀さんは必ず京都というのは予想できるが、ほかの松嶋屋や成駒家の方々はどちらなのか。また、江戸の役者さんたちのうち、誰が京都に?常連の松本幸四郎さんは海老蔵さんの親戚筋だから歌舞伎座の可能性が高い。代わりに尾上菊之助さんが来てくれると非常に嬉しい。(長らく上方で観ていない)。同じ音羽屋の尾上松緑さんは、海老蔵さんの親戚筋なので難しいか。
歌舞伎座以外の劇場での公演は発表されていないものの、2018年に行われた高麗屋の襲名披露興行を考えると、松竹座は2023年7月で南座は2023年11月か12月と予想。
歌舞伎座での演目や、今後の日程の発表が楽しみだ。
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