2021年3月、南座での三月花形歌舞伎について、出演者、演目などが発表された。
出演は、中村壱太郎さん(30歳)、尾上右近さん(28歳)、中村米吉さん(27歳)、中村橋之助さん(25歳)、中村福之助さん(23歳)、中村歌之助さん(19歳)。大半が20代という、若い座組だ。壱太郎さん、右近さん、米吉さんは、今年の南座顔見世に出演したけれど、成駒屋の三兄弟は、南座耐震改修工事のためロームシアター京都にて行われた顔見世で襲名披露を行ったものの、南座の舞台は初めてのはず。
演目は、一、歌舞伎の魅力、二、義経千本桜 吉野山、三、義経千本桜 川連法眼館。
公演日は2021年3月6日から21日(12日休演)、昼の部12時開演、夜の部16時15分開演。忠信を右近さん、静御前を壱太郎さんが勤めるAプロと、忠信を橋之助さん、静御前を米吉さんが勤めるBプロで、昼夜同一演目での上演。なお、AプロもBプロも歌舞伎の魅力の担当者と義経が日替わりで、Aプロの義経は奇数日が米吉さん、偶数日が橋之助さん、Bプロの義経は奇数日が壱太郎さん、偶数日が右近さんとなる。
チケット代は、1等席11000円、2等席8000円、3等席4000円、特別席12000円。
チケット発売は2021年2月6日土曜日、午前10時より。
最初に「歌舞伎の魅力」という解説(?)を持ってきて、20代中心の若手で「吉野山」と「四の切」(おそらく、音羽屋型)って、ほとんど歌舞伎鑑賞教室だわ。「吉野山」も「四の切」も約1時間、幕間2回を考慮して、トータル3時間程度だと思うけれど、それで、1等席11000円は高い。
チケット発売まで時間があるから、いつどれを観るか、年明けに考えよう。
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