歌舞伎オンデマンドで「祇園恋づくし」を観た。歌舞伎美人での上演時間は 2:30-4:15 1時間45分で、配信は1時間40分だった。
配役は、大津屋次郎八/大津屋女房おつぎに中村鴈治郎さん、指物師留五郎/芸妓染香に松本幸四郎さん、手代文七に坂東巳之助さん、使いの者清助に大谷廣太郎さん、おつぎの妹おそのに片岡千之助さん、茶屋亭主金平に中村寿治郎さん、持丸屋女房おげんに市川高麗蔵さん、岩本楼女将お筆に片岡孝太郎さん、持丸屋太兵衛に中村歌六さん。
7月に松竹座で上演されたのを観ているけれど、お江戸ではどうだったのかと配信を鑑賞した。
主役の鴈治郎さんと幸四郎さんは変わらないものの、脇を固める役者さんが変わると、お芝居の雰囲気も微妙に変わる。お芝居自体は面白かったけれど、やはり、生の舞台にはかなわない。また、配信では、上演時期の季節感や、舞台となった場所の空気感が伝わってこない。「祇園恋づくし」は、夏の暑い時期に関西の劇場で上演されるのが良い。(上演記録を見ると、初演は1997年9月南座。なるほど、納得)。
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