2020年の南座「吉例顔見世興行」は三部制

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例年なら8月下旬に告知される、南座「吉例顔見世興行」についての詳細がようやく発表された。

12月5日から12月19日(11日は休演日)に開催され、三部制、各2演目で行われる。チケット代は、1等席16000円、2等席8000円、3等席4000円、特別席17000円。前後左右を空けた席配置になるとのこと。

演目と配役は以下の通り。

第一部 午前10時30分開演

  1. 操り三番叟(鷹之助、國矢) 
  2. 傾城反魂香(鴈治郎、虎之介、寿治郎、吉太郎、吉弥、扇雀)

第二部 午後2時30分開演

  1. 寿二人猩々(隼人、千之助、亀鶴) 
  2. 一谷嫩軍記 熊谷陣屋(仁左衛門、歌六、孝太郎、隼人、千之助、松之助、竹三郎、進之介、錦之助、秀太郎)

第三部 午後6時40分開演

  1. 末広がり(尾上右近、米吉) 
  2. 廓文章 吉田屋(幸四郎、壱太郎)

南座耐震補強改修工事により、2016年の顔見世が先斗町歌舞練場にて三部制で行われたので、今回も三部制となったことには驚かないけれど、興行期間が2週間に短縮され、休演日も設けられたことに仰天した。

関係者の移動によるリスクを減らすためか、東西の役者さんのバランスが悪い。江戸の役者さんは(発表されている分では)中村歌六さんの70歳が最年長かな。一方、上方の役者さんは坂東竹三郎さんの88歳を筆頭に、中村寿治郎さん、片岡秀太郎さん、片岡仁左衛門さんと後期高齢者が活躍する。

演目をみると、1等席で観たいと思うのは第二部だけ。チケットの販売状況次第では、2階最前列の特別席も良いかもしれない。第一部、第三部は3階で観ることにしよう。

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