歌舞伎オンデマンドで「弥生の花浅草祭」を観た。歌舞伎美人での上演時間は11:00-11:43 43分で、配信の方は45分だった。
配役は、武内宿禰(たけのうちのすくね)・悪玉・国侍・獅子の精に片岡愛之助さん、神功皇后(じんぐうこうごう)・善玉・通人・獅子の精に尾上松也さん。あまり見ない組み合わせだと思ったが、「半沢直樹」の黒崎検査官と瀬名社長ということに気が付いた。
「弥生の花浅草祭」は、常磐津の「神功皇后と武内宿禰」、清元の「三社祭」、常磐津の「通人・野暮大尽」、そして、大薩摩の演奏の後に長唄の「石橋」と、四つの役を早替わりで踊り分けていく。「三社祭」だけでもかなりハードな動きなのに、最後の「石橋」で獅子の精の毛振りまである。観ている方は楽しいけれど、役者さんたちは大変だ。
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