【演目】人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)

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三遊亭圓朝の落語をもとにした、人情噺文七元結について調べてみた。

初演

明治35年(1902年)9月、歌舞伎座

作者

榎戸賢治が脚色

あらすじ

本所割下水に住む左官の長兵衛は、腕はいいが無類のばくち好き。年の瀬のある日、娘のお久が行方不明になる。吉原の女郎屋「角海老」から使いが来て、お久が角海老にいるとのこと。お久は身を売って金を工面しようとしていた。長兵衛が角海老へ行くと、来年の大晦日まではお久は店に出さず預かるという約束で、角海老の女房お駒が五十両を貸す。長兵衛は帰り道に大川端で身投げをしようとする男(文七)を助ける。文七は集金した五十両を盗られたため、死んでお詫びをしようとしていた。長兵衛は文七に五十両を与えて帰る。お金のことで長兵衛と妻のお兼が大喧嘩しているところへ、先ほどの文七が和泉屋の主人とともにやって来て、五十両を長兵衛に返す。長兵衛の男気とお久の孝行の心に感心した和泉屋の主人は、文七とお久を夫婦にして店をもたせたいと申し出る。

DVD/Blu-ray

参考文献

過去の観劇

2017年12月 ロームシアター京都
左官長兵衛:中村芝翫 女房お兼:中村扇雀 長兵衛娘お久:中村壱太郎 角海老女房お駒:中村魁春 和泉屋手代文七:中村七之助 和泉屋清兵衛:中村梅玉 鳶頭伊兵衛:片岡仁左衛門

2011年9月 大阪新歌舞伎座
左官長兵衛:中村勘三郎 女房お兼:中村扇雀 長兵衛娘お久:中村芝のぶ 角海老女房お駒:中村歌女之丞 和泉屋手代文七:中村勘太郎 和泉屋清兵衛:中村橋之助 鳶頭伊兵衛:片岡亀蔵

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