歌舞伎オンデマンド 人情噺文七元結

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歌舞伎オンデマンドで「人情噺文七元結」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、7:19-8:39 1時間20分で、配信は1時間16分だった。

配役は、左官長兵衛に中村勘九郎さん、女房お兼に中村七之助さん、長兵衛娘お久に中村勘太郎さん、手代文七に中村鶴松さん、小じょくお豆に中村秀之介さん、遣手おかくに中村歌女之丞さん、家主勘八に片岡市蔵さん、鳶頭伊兵衛に尾上松緑さん、和泉屋清兵衛に中村芝翫さん、角海老女将お駒に中村萬壽さん。十八世中村勘三郎さんの息子である勘九郎さんに七之助さん、孫の勘太郎さん、部屋子の鶴松さん、義理の弟の芝翫さんと、十七世中村勘三郎さん・十八世中村勘三郎さんに縁ある役者さんたちが主な役を勤める。

「文七元結」は比較的頻回に上演される人気演目だけど、親子で長兵衛とお久を演じたことはどれくらいあるのだろう?今回は、勘九郎さん、勘太郎さん親子が長兵衛とお久を勤めた。(興味がてら歌舞伎公演データベースを調べてみたら、1997年1月歌舞伎座で長兵衛に勘九郎(十八世勘三郎)さん、お久に勘太郎(現・勘九郎)さんで上演していた。参考までに、1968年1月歌舞伎座と1959年11月歌舞伎座で長兵衛に十七世勘三郎さん、お久に波野久理子さんの親子共演があった。どのみち、中村屋か。なお、お久役に松たか子さん(1993年10月歌舞伎座)や岡村清太郎(現・清元延寿太夫)さん(1979年5月朝日座・1978年2月新橋演舞場)の名前もあって、びっくり。あ、岡村清太郎さんが何お久を勤めていたから、尾上右近さんも若い時にお久を演じたのは当然のことなのか。調べてみると、いろいろ面白い)。

まず、勘九郎さんの長兵衛が十八世中村勘三郎さんの長兵衛にそっくりなのに驚いた。親子だから似ていて当たり前なのだが、本当によく似ている。そして、いつの間にか大きくなった勘太郎さんが上手かった。芝居ではお久は17歳、勘太郎さんは2011年2月22日生まれだから、公演中に14歳。年齢的にも役に近い。そういえば、萬壽さん演じるお駒に長兵衛が「いくつにおなりだい」と聞かれて、「四十三になりましてございます」。勘九郎さんは1981年10月31日生まれなので、実年齢そのもの。親子そろって、芝居の登場人物に近い年齢ということで説得力が増す。(もっとも、芝居は芸で見せるのが本筋なのだろうけれど)。七之助さんのお兼は良い女房。女方が多い鶴松さんの文七は、誠実さが出ていたように思う。

中村屋ファミリーによる、良い芝居だった。

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