九月花形歌舞伎 新・水滸伝 南座

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歌舞伎

配役・上演時間

配役 林冲(りんちゅう):中村隼人 お夜叉:中村壱太郎 李逵(りき):中村福之助 張進:中村歌之助 彭玘(ほうき):市川團子 祝彪(しゅくひょう):市川青虎 燕青(えんせい):市川寿猿 時遷(じせん):嘉島典俊 姫虎:市川笑三郎 青華:市川笑也 王英(おうえい):市川猿弥 高俅(こうきゅう):浅野和之 公孫勝(こうそんしょう):市川門之助 晁蓋(ちょうがい):市川中車

上演時間 第一幕 11:00-12:10 / 3:30-4:40 1時間10分、第二幕 12:40-2:05 / 5:10-6:35 1時間25分

観劇記録

澤瀉屋の「新・水滸伝」は、2015年8月に大阪の上本町にある新歌舞伎座で上演されたものを観ているのだが、鏡を使った演出は覚えていたものの、話の筋などはすっかり忘れていた。

「新・水滸伝」はスーパー歌舞伎とは銘打っていないものの、実質、そのもの。宙乗りをはじめとした派手な演出に、現代的な音楽、そして、わかりやすい台詞で、スピーディーに物語が展開していく。2008年に「二十一世紀歌舞伎組」にあて書きされて作られたものだけに、その当時と同じ役で出演している市川猿弥さん、市川笑也さん、市川笑三郎さんは全くのはまり役だった。林冲演じる中村隼人さんは、堂々とした主役ぶりだった。京都では昨年9月に春秋座で初お目見えだった彭玘演じる團子さん、この数か月の経験もあってか逞しく見えた。お夜叉の中村壱太郎さんは、いつもながらのハイテンション。高俅演じる浅野和之さんは、軽妙な演技が見事だった。93歳という高齢の市川寿猿さんは、京都に来て南座の舞台に出演しているだけでも貴重なもの。そして、晁蓋演じる市川中車さんは、芝居での梁山泊の親分の姿と、現実に澤瀉屋を引っ張っていく覚悟が重なって見えた。

9月13日に市川猿翁さんがお亡くなりになったが、澤瀉屋の魂はこれからも引き継がれていくと思わせる舞台だった。

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