演目・配役・上演時間
解説 仮名手本忠臣蔵のいろは 大序から四段目まで
Aプロ:尾上右近
Bプロ:中村壱太郎
上演時間 11:00-11:15 / 3:30-3:45 15分
一、仮名手本忠臣蔵 五段目・六段目
配役
Aプロ 早野勘平:中村壱太郎 女房おかる:片岡千之助 千崎弥五郎:中村莟玉 原郷右衛門:中村吉之丞 母おかや:片岡千次郎 判人源六:中村翫政 百姓与市兵衛:中村寿治郎 斧定九郎:中村鷹之資 一文字屋お才:尾上右近
Bプロ 早野勘平:尾上右近 女房おかる:中村莟玉 不破数右衛門/斧定九郎:中村吉之丞 母おかや:尾上菊三呂 判人源六:市川荒五郎 百姓与市兵衛:中村寿治郎 千崎弥五郎:中村鷹之資 一文字屋お才:中村壱太郎
上演時間 Aプロ 11:15-1:00 / 3:45-5:30 1時間45分
Bプロ 11:15-1:05 / 3:45-5:40 1時間50分
二、忠臣いろは絵姿
配役 芸者春虹/小汐田又之丞:中村壱太郎 小林平八郎:中村鷹之資 竹森喜多八:中村莟玉 茶屋娘おせん/大星力弥:片岡千之助 幇間栄壽/大鷲文吾:尾上右近
上演時間 1:30-2:15(Aプロ)・1:35-2:20(Bプロ) / 6:00-6:45(Aプロ)・6:10-6:55(Bプロ) 45分
観劇記録
2021年3月、2022年3月に続いての花形歌舞伎。今回は「仮名手本忠臣蔵」全11段を凝縮して、3時間少々で上演するというもの。それだけでも大変なのに、五段目・六段目を上方のやり方と江戸のやり方で上演するという、非常にチャレンジングなものだった。
Aプロが壱太郎さんが勘平を演じる上方のやり方、Bプロが右近さんが勘平を演じる江戸のやり方。もっとも、斧定九郎はAプロもBプロも江戸時代に中村仲蔵が工夫したやり方での上演だった。
上方と江戸では「二つ玉」の解釈が異なっていて、上方では鉄砲を1回だけ打つけれど、江戸は2回打つという違いがあるのは知っていたけれど、上方と江戸と並べて上演されると、衣装から鬘から大道具から小道具から違うところが多く、驚くと同時に勉強にもなった。出演者の皆さんも熱く、非常に充実した舞台だった。
AプロもBプロも2回観たけれど、確認したいところが多すぎる。もし映像を撮っているなら、是非とも配信してほしい。
コメント