歌舞伎オンデマンド 吉野山 

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歌舞伎オンデマンドで「吉野山」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、6:00-6:35 35分で、配信も同じだった。

配役は、佐藤忠信実は源九郎狐に尾上松緑さん、静御前に中村七之助さん。

「吉野山」は義太夫と清元の掛け合いでの上演が多いけれど、今回は義太夫のみだった。(2021年3月南座での花形歌舞伎も義太夫だった)。演出もこれまでのものと少し変わり、幕が開いて浅葱幕が落とされると、上手に丘(?)なのか一段高くなっていて静御前の七之助さんが立っている。凛とした姿て美しい。

しばらく七之助さんが一人で踊った後に、花道のすっぽんから源九郎狐の尾上松緑さんが登場。黒地に金の源氏車を散らした衣装で、狐の感じが強かった。そういえば、松緑さんの狐忠信は今まで観たことがなかったな。

七之助さんと松緑さんの二人で踊るが、今回は静と忠信が並ぶ女雛男雛の場面なし。最後に丘(?)から松緑さんが飛び降りたりして、これまで観た「吉野山」とは趣の異なるものだった。

ネットを検索していたら、松緑さんのインタビュー記事がアップされていた。

【歌舞伎インタビュー】賑やかに今年の最後を締めくくって―「十二月大歌舞伎」尾上松緑さん | 紡ぐプロジェクト
読売新聞事業局専門委員による歌舞伎役者インタビューシリーズです。2021年12月は、歌舞伎座(東京・東銀座)の「十二月大歌舞伎」(12月26日まで)の第三部で『吉野山』と『信濃路紅葉鬼揃』に出演中の尾上松緑さん。歌舞伎三大名作のひとつ『義経...

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