超歌舞伎 御伽草紙戀姿絵

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4月25日から東京都・大阪府・京都府・兵庫県に緊急事態宣言が発出され、歌舞伎座や国立文楽劇場などが休演となったものの、千葉県・幕張メッセで行われた超歌舞伎は観客を入れての上演が可能だった。

9月に南座で予定されている公演の予習を兼ね、超歌舞伎の新作、御伽草紙戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ)のネット配信を観た。もちろん、2019年に南座で購入したペンライトを用意。

https://chokabuki.jp/2021chokaigi/

の解説によると、近松門左衛門の「関八州繋馬(かんはっしゅうつなぎうま)」や、桜田治助の「我背子恋の合槌(わがせこのこいのあいづち)」、山東京伝の「善知鳥安方忠義伝(うとうやすたかちゅうぎでん)」などをふまえて創作された新作とのことだが、これら三演目、残念ながらどれもこれまで観たことがない。

この演目は上演時間が1時間40分程度と少々長めのものだったけれど、見どころ満載で、あっという間に時間が過ぎていった。初音ミクさんが初めて悪役を勤め、長唄も披露する。中村獅童さん、澤村國矢さんはもちろん、今回は中村蝶紫さんも出番が多い。女郎蜘蛛の精にタランチュ屋の屋号がついていた。女性舞踊家さん達の見せ場もある。鏡音リンさん・鏡音レンさんによる大薩摩も本格的だった(三味線の中の人は藤間御宗家)。

蝶紫さん演じる山姥茨木婆はそのまま「茨木」から、その茨木婆が廓で着ている衣装の図柄が「仮名手本忠臣蔵 七段目」、嫉妬(疑着の相)の女の生血を使う話は「妹背山女庭訓」、花魁殺しは「籠釣瓶花街酔醒」、寅の年寅の月寅の日寅の刻生まれの生血を使う話は「摂州合邦辻」と、歌舞伎や文楽の演目を知っていると、いろいろ楽しい。

終盤は大いに盛り上がっていたけれど、歓声がないのは寂しい。現地で参加した人々は、さぞ大声を出したかったことだろう。

この演目の劇中曲は doriko さん作詞作曲の「ロミオとシンデレラ」。フィナーレは初音ミクさんがこの曲を歌い、客席はライヴ会場と化していた。初音ミクさん、ギターも弾くとは(それも、V シェイプ)知らなかった。

これで終演かと思いきや、場内に「千本桜」が流れてきて会場がさらに盛り上がる。超歌舞伎は、やはり「千本桜」。舞台では、「今昔饗宴千本桜」の狐忠信の拵えとなった獅童さんが観客を煽っている。エンドロール、そして、初音ミクさんのあいさつの間に、源頼光から忠信へ着替えていたのね。(衣装さん、大変)。

再び大いに盛り上がって、超歌舞伎は終わった。

9月の南座公演が楽しみ。

2021年4月26日追記

PRTIMES に詳細な記事が掲載されていた。

【ニコニコネット超会議2021・イベントレポート】~中村獅童×初音ミク~ 超歌舞伎『御伽草紙戀姿絵』待望の新作披露に、33.3万人が熱狂
株式会社ドワンゴのプレスリリース(2021年4月26日 13時42分)【ニコニコネット超会議2021・イベントレポート】~中村獅童×初音ミク~ 超歌舞伎『御伽草紙戀姿絵』待望の新作披露に、33.3万人が熱狂

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