歌舞伎オンデマンド 檀浦兜軍記 阿古屋 

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歌舞伎オンデマンドで「檀浦兜軍記 阿古屋」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、4:30-5:44 1時間14分で、配信は1時間16分、レンタル料金は3300円だった。

配役は、遊君阿古屋に坂東玉三郎さん、岩永左衛門に中村種之助さん、榛沢六郎に尾上菊市郎さん、秩父庄司重忠に尾上菊之助さん。

歌舞伎データベースを調べてみると、「阿古屋」はコロナ禍前にも歌舞伎座で上演されていたが、2018年12月も2019年12月も玉三郎さんだけでなく、中村児太郎さんと当時の中村梅枝(現・時蔵)さんも阿古屋を勤めていたので、玉三郎さん単独での歌舞伎座となると2015年10月以来だった。

楽器の演奏も見どころの演目ということなのか、冒頭の竹本から三味線さんの手元アップの映像から始まっている。開放弦を左手の指で弾く奏法もあるのか。

玉三郎さんの阿古屋は、圧倒的な美しさと貫禄を見せつけられた。階段に身を投げ出す姿が凛として美しく、そして力強い。阿古屋の覚悟が画面から伝わってきた。琴・三味線・胡弓の演奏手元アップも多かった。「阿古屋」ならではの映像。菊之助さんは重忠を無難に演じていた。種之助さんの岩永左衛門は人形振りが見事だった。眉毛の仕掛けが楽しい。火箸を使って胡弓を演奏するまねをもう少し映してほしかった。

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