2019年度 重要無形文化財保持者(人間国宝)  

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ネットのニュースによると、国の文化審議会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)に歌舞伎脇役の片岡秀太郎さんら7人を認定するよう、文部科学大臣に答申したとのこと。

新たに人間国宝に認定されるのは、歌舞伎音楽竹本の竹本葵太夫さん、人形浄瑠璃文楽太夫の豊竹咲太夫さん、歌舞伎脇役の片岡秀太郎さん、長唄三味線の杵屋勝国さん、長唄鳴物の藤舎名生さん、琉球古典音楽の中村一雄さん、講談の神田松鯉さんの7人。人間国宝認定、おめでとうございます。

片岡秀太郎さんは、父親の十三代目片岡仁左衛門さん、弟の十五代目片岡仁左衛門さんが人間国宝に認定されているので、親子・兄弟での認定となる。折しも大阪松竹座の夜の部では、「弥栄芝居賑」という関西・歌舞伎を愛する会結成四十周年を記念する演目を上演中。二重のお祝いで盛り上がっていることだろう。

人形浄瑠璃文楽太夫の咲太夫さんは、現在ただ一人、太夫最高位の切場語りなので、近々人間国宝に認定されることは予想されたが、歌舞伎の竹本から竹本葵太夫さんが人間国宝に認定されるのは、まだ50代後半という年齢からも、大きなサプライズだと思う。

ウィキペディアの人間国宝をみると、過去、歌舞伎の竹本の人間国宝は五代目竹本雛太夫だけで、葵太夫は二人目とのこと。歌舞伎の舞台だけではなく、ツイッターでの情報発信(歌舞伎の演目について、いろいろ勉強になる)も積極的に行っている葵太夫の、今後の活躍が非常に楽しみ。

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