歌舞伎オンデマンドで「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、2:00-3:35 1時間35分で配信は1時間32分、レンタル料金は3300円だった。
配役は、花川戸助六/番頭権九郎に松本幸四郎さん鳥居新左衛門に中村芝翫さん、新造白玉に中村米吉さん、牛若伝次に中村橋之助さん、朝顔仙平に大谷廣太郎さん、白酒売新兵衛に市村橘太郎さん、遣り手お辰に市村萬次郎さん、三浦屋女房お仲に市川高麗蔵さん、俳諧師東栄に大谷友右衛門さん、三浦屋揚巻に中村魁春さん、紀伊国屋文左衛門に松本白鸚さん。
「黒手組曲輪達引」は河竹黙阿弥が歌舞伎十八番の「助六」を題材として書いた世話物。「助六」のパロディーなので、「助六」を知っているといろいろ楽しめる。
本家「助六」上演時に負けない豪華配役。おまけに、幸四郎さんが出演役者さんの名前を織り込んだ台詞を言ったり、ショータイムと称してドジャースの大谷選手に扮したり、犬のデコピンまで登場して盛り上げる。「助六」のパロディー部分もある程度分かったけれど、個人的には今一つこの演目の面白さが理解できなかった。
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