歌舞伎オンデマンドで「木挽町のあだ討ち」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、11:00-12:05 1時間5分、12:35-1:40 1時間5分 合計2時間10分で、配信は2時間6分、レンタル料金は3850円だった。
配役は、伊納菊之助に市川染五郎さん、篠田金治に松本幸四郎さん、伊納家の下男作兵衛に市川中車さん、ほたるに中村壱太郎さん、佐野川妻平に仲村種之助さん、木戸芸者五郎に中村虎之介さん、道具方秀吉に中村吉之丞さん、衣装方栄二に澤村宗之助さん、鶴屋南北に松本錦吾さん、木戸芸者一八に市川猿弥さん、伊納清左衛門に市川高麗蔵さん、小道具方久蔵に坂東彌十郎さん、立師与三郎に中村又五郎さん、久蔵女房与根に中村雀右衛門さん。
この演目は永井紗邪子さんの小説「木挽町のあだ討ち」を原作とした新作歌舞伎。幸いオーディブルにもあったので、配信までに聞いて予習しておいた。
予習しなくても分かるようにお芝居は作られているけれど、森田座の人々のバックグラウンドが端折られているので、原作を予習しておいて良かったと思う。逆に言えば、菊之助を取り巻く人々の描写がちょっと浅くなっているが、長い小説を2時間少々のお芝居にまとめているので仕方がないのかもしれない。
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