ネットのニュースによると、国の文化審議会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)に歌舞伎脇役の中村歌六さんら12人を認定するよう、文部科学大臣に答申したとのこと。
新たに人間国宝に認定されるのは、芸能では古典落語の五街道雲助さん、能ワキ方の宝生欣哉さん、宮薗節三味線の宮薗千佳寿弥(せんかずや)さん、能シテ方の金剛永謹(ひさのり)さん、狂言の茂山七五三(しめ)さん、人形浄瑠璃文楽人形の吉田玉男さん、歌舞伎脇役の中村歌六さん、琉球古典音楽の大湾清之さんの7人。人間国宝認定、おめでとうございます。
歌六さんは古典から新作まで幅広く出演している。昨年9月歌舞伎座と12月南座で上演された「松浦の太鼓」では、重要人物の宝井其角を渋いながらも軽妙に演じていたし、今年3月に上演された新作歌舞伎「FINAL FANTASY X」では、ユウナの伯父でリュックの父であるシド役で舞台を引き締めていた。(6月歌舞伎座の配信はまだ観ていない)。
息子の中村米吉さんは7月は松竹座で大活躍だけど、近いうちに歌六さんも関西の劇場で観たい。
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