歌舞伎オンデマンドで「連獅子」を観た。歌舞伎美人での上演時間は、5:23-6:15 52分で、配信は56分だった。
配役は、狂言師右近後に親獅子の精に八代目尾上菊五郎さん、狂言師左近のちに仔獅子の精に尾上菊之助さん、僧蓮念に中村獅童さん、僧遍念に片岡愛之助さん。
2023年9月歌舞伎座で初めて親子による「連獅子」を披露し、2年も経たないうちに名前が変わっての再演。こんなに早く観る機会が来るとは思ってもいなかった。
八代目菊五郎さんの狂言師右近そして親獅子の精は堂々としたもの。また、菊之助さんはやはり教えられたことをきっちり体現しているように見えた。
前回の観劇記録記事を見ると、仔獅子の精になって花道に一度出てからの鳥屋への引っ込みは、頭を振って毛を右手で持って引っ込んでいたけれど、今回は手で持たずに右の肩に引っ掛けるようにして引っ込んだ。あと数年したら、足の間に挟んで鳥屋へ引っ込むことができるようになるのかな。
配信だから分かる毛を振っている時間、今回も2分くらいだった。長ければ良いというものでもないし、体力的なこともあるだろう。
コメント